3/20/2006

恥を知れ?

”Shame on you!”(恥を知れ!)

観客席の後ろから飛ばされた突然の罵声にびっくりした時、フロアーからバトンのソロ演技を終えて戻ってくる、12歳ぐらいの女の子が目に入った。年の割には細い感じで、真っ赤な顔をして、息を弾ませながら、今日は調子が悪かったと、しきりに母親に謝っている

母親は、彼女の演技の出来が悪かったのは調子のせいではなく、普段の練習量が足りないからだと、まだ、大きな声で、彼女に説教をしている。

この罵声の元が、なんと、その女の子の母親だったことに気づき、少し、心が重たくなったと同時に、大勢の人の前で、子供の気持ちを気にするでもなく、長々と続ける母親の態度に、「恥をしれ」はどちらだと、怒りを覚えた。

先週の土曜日は、「ドラム メイジャーレット オブ アメリカ(DMA)」のバトントワーリング、フロリダ中央部、地区大会。ティーム演技のあと、個人演技が行われ、上記の事件はこのソロ演技の最中のことである。

なにしろ、このコンペティションに来る母親は、スゴイ。これは、ほとんどステージママみたいな意気込みがある。

観客席では、親の自慢。やれ、ウチの子には、今年は600ドルのドレスを新調したとか、コスチュームもカスタムメイドで400ドル、この娘というのか、たかが4歳ぐらいだったりする。こういうのは、まったく、鼻持ちならない。

アメリカでは、ホームスクーリングと言って、家庭で親が教師の役割を果たして、カリキュラムを教えることもできる。一日のほとんどの時間を練習に当てるために、普通の学校に行かせず、ホームスクーリングを行っている家庭もあるそう。

さらに、毎日5、6時間、練習している子供もいるようで、いったい、どこまで、親が子供の時間をコントロールできるのだろうか????ウチの娘、30分も練習すればよい方?

今回、コンペティションで一緒に話していた母親も、自分の娘をホームスクールしていて、週に2回はセントピータースバーグから、タラハッシーまで、車でバトンの特別クラスに連れていくそう。これは、往復で8時間のドライブ

ここまで、時間とお金を費やしておいて、たかが「調子がわるい」ぐらいでは、言い訳にもならないという、前述の母親の憤りが分からないでもないが、子供は、子供。遊びたいとか、テレビが見たいというのは、当たり前では無いか????

さて、今回、eBayで買った中古のドレスと靴、私の手作りのコスチュームでコンペティションに望んだウチの娘、ベストアピーリング コスチューム モデルでは2位、ミリタリースタイル マーチングは3位、ドレス モデルでは4位、ソロでは6位。

さすがに1位は、逃したが、娘と私、ともども、満足のいく結果。娘はトロフィーとメダルをもらって、ほくほく顔。

所詮、運動音痴の私からオリンピック選手が育つわけもあるまい、このあたりで良しとしておくか???

16 Comments:

Blogger はな said...

すごいですね~ なんだかホント読んでいて

怖かったです。きっとその子はもっと怖かったでしょうね・・・(かわいそうで涙でそう)


CHAHCAさん、娘さん入賞おめでとうございます(@^-^@)CHACHAさんの心がこもった手作りのコスチュームで、娘さんも元気いっぱい踊れた結果ですね^^

ステージママさんたちに爪のあかを煎じて飲ませてやりたい!! 

Mon Mar 20, 09:35:00 PM GMT-5  
Blogger Envy said...

お嬢さんがんばりましたね!入賞おめでとうございます。

マセガキだった私は意外に早い時期からDJになりたいという夢を持っていたのである意味ラッキーだったと思うのですが、幼い頃から子供に「夢をひとつに絞れ」と強制することは酷ですよね。ましてや「最良の環境を与えてやっているのに、なぜ結果が出せないのだ」と迫るなんてプレッシャーしか与えない気がします。
"好きだから続ける"のと、"周囲から期待されているから続ける"のには大きな差があるし、実際、何事も好きで続けていなければ結果には絶対に結びつかないものだと思います。

Shame on you!と叫ばれた女の子がバトンを嫌いになってなければいいけど。気の毒だなぁ。

Tue Mar 21, 09:10:00 AM GMT-5  
Blogger leaf.child said...

お子さんの入賞おめでとうございます。楽しくやった方がのびのびできて良いんでしょうね。ステージママのお子さんは可哀想ですね、、、

Tue Mar 21, 01:08:00 PM GMT-5  
Anonymous 花桃 said...

お譲さん、頑張られたんですね。。凄い!

しっかし、熱中ママの凄さには、興醒めしてしまう所が有りますねぇ~。

気持ちは分からなくも無いですが、度を越すと子供達の自由を奪っちゃって、やっぱ子供達が可愛そうだわ。

花桃は、子供の頃よく遊びましたもの。
やはり、子供には宿題が終わったら、元気に走り回って欲しい。

Tue Mar 21, 03:35:00 PM GMT-5  
Blogger Cha Cha said...

はなさん、

そうそう、ちょっと、偏りすぎてるなぁという感じ???

ほんと、見ていて、こっちが泣きたくなってしまった。。。。

ウチは、何しろ、田舎のグループでのんびりしてるから、他のグループを見るだけでも、楽しみなのですが、これじゃぁね。。。。ちょっと、悲しい。

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Envyさん、

えー、子供のころからDJめざすって、すごいねー。でも、がんばった甲斐があって、今こうして、夢をかなえてお仕事してるんだね。すごいよー。

同感、子供にプレッシャーを与えて、がんばらせても、成果はあまり、上がらんのでは???

好きこそ、物の上手なれ、とは、うまくいったものだね。

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Leaf.childさん、

よく、がんばってくれました。私も、これから、息ごみすぎて、ステージママのようにならないよう、気をつけます。

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花桃さん、

多くの励ましと、少しのプレッシャーとを、子供自身のモーティベイションに足して、と言うのは簡単だが、このフォームラの混ぜぐあいが難しい。

ふふふ、実は、ウチも子供のころは暗くなるまで外で遊んでたもんね。いまどきの子供は習い事や、塾で、こういうこともできないのかな???

Tue Mar 21, 04:27:00 PM GMT-5  
Blogger bumpkin said...

アメリカ人の親は子供を褒めて褒めて褒めちぎる、というイメージがあったのでちょっと驚きです。
思い入れが強くなるのは仕方が無いとは思うけど、見ててあまり気持ちが良くないですね。
それに較べて、chachaさんのお嬢さんは楽しんだ上に、ご褒美までもらえて良かったですね。
こういう喜びが重なって、オリンピックに繋がるんですよ!

Tue Mar 21, 04:57:00 PM GMT-5  
Anonymous busuke said...

コワーイ、でも日本とかでも結構こういう厳しいママは生息していると思います。

実を言うと実母も昔は怖かった。エレクトーンのレッスンで間違えるたびにこらーって勢いでにらんできたことがあって、母の怖さに耐えられず辞めちゃいました、エレクトーン。
あれがなかったら、今頃はかなりな腕前になっていたかも。。。なんて。

親からの子供に対する厳しさとかって、下手すると逆効果だから気をつけないとね。

成功するステージママにはそこら辺の区切りが出来ているのでしょうね。

Wed Mar 22, 04:45:00 AM GMT-5  
Anonymous ねずみX said...

とにもかくにも、娘さんのご健闘おめでとうございます♪私もむかーし、マーチングバンドでバトントワリングやってました。コスチュームはブルマに体操服でしたが…(笑)。

思い出したもの2点。
1)「Little Britain」にそういうエピソードがあります…。オーディションとかにいきまくり、他の親に「うちの子はすごい」といいまくり、結局他の子が役を取ると今度は子供に当たりまくり…。というやつです。
2)「ドニー・ダーコ」で小学生がデュラン・デュランの曲に合わせて踊るシーン。あそこにも超ステージママが出現していました。(この映画、アメリカ社会の「ゆがみ」を上手に表現していて、好きです。)

しかし、Shame on youって相当きついですよね…言葉として。
失敗は、子供にとっても多少屈辱的なものであるだろうに、それを慰めてもらったり励ましの言葉をもらえないどころか、この言葉をぶつけられるって相当辛いと思います。

Wed Mar 22, 05:19:00 AM GMT-5  
Blogger Yume said...

入賞、お嬢さんおめでとうございます。

ステージママ。きゃーー。私には無理。でも、数年後の子供の反発が怖いのは私だけでしょうか?!

Wed Mar 22, 07:20:00 PM GMT-5  
Blogger bumpkin said...

アメリカ人の親は褒めて褒めて褒めちぎるというイメージがあったので、ちょっと驚きです。
頂点を目指すためにはある程度のタフさは必要だと思うけど、これはそれとは違いますよね。

それに較べてchachaさんのお嬢さんはのびのびと楽しんで、ご褒美も貰って本当に良かったですね。この喜びが重なって、オリンピックまで行っちゃうんですよ。

Thu Mar 23, 09:26:00 AM GMT-5  
Blogger フロリダの風 said...

この状態そのものの生活を孫娘として今年で7年目ですよ。
そうです、もう親と子が一体となって練習やら大会やら、衣装作りやら、、、もう、本当に疲れていますよ私。
4月22日にはオーランドでミス・メージャレットフロリダ州大会があります。
今年KiristinaはAdvance13-15ですので州代表のタイトル獲得は難しいものかと考えています。
衣装も昨年のと同じのを着るつもりで今年初めて新しくしませんでした。
毎年ソロ用、ストラット用、そしてAdvanceのモデリングはガウンですからこれらをあつらえるのにかかる時間も出費もかなりのもので、今年はもう世界チャンピョン大会出場を諦めたので、ラスベガス大会やシカゴ大会にも出場させないのでかなりの節約となりましたよ。
彼女がバトンを辞めたいといったらその時は「そうか、やっとその気になったか」と私はホッとする事だと思いますデスヨ、ホント。
知り合いの子供達もホームスタディをしていて、一家族は日常常識的な事や共同社会生活から取り残されているように私には感じられますし、もう一家族はお金の力で子供の才能を最大限に伸ばしてはいると思われるのですが、これがとても嫌味に感じられたりしています。
その子供達のスペシャル・カリキュラムとしてのスポーツでバトンをやっていて、これが唯一の子供のソーシャルワールドなので、「今日は家庭学習無しで朝はショッピング、午後はずーッとバトン」といった生活を送っているようで、我が家の『負けん気姫』が「私は公立学校でオールAをとって、しかもチャンピョンになる!」という闘志を燃やす相手として不足は無いという感じでアリマス。(笑)

Thu Mar 23, 10:28:00 AM GMT-5  
Blogger Bambina said...

お嬢さんの入賞おめでとうございます!
お勉強もこうした活動もしっかりできるお嬢さんで、素晴らしいですね。

ホームスクーリング、実際にアメリカにいたときにお世話になった家族がやっていました。
長いこと外国のインターナショナルスクールに通っていたこともあって、田舎の私立学校の保守的なやり方についていけなかったようです。

やはりこの家庭でもスクーリングとは別に習い事に力を入れていました。

でも頑張った子供にshame on youは仰天ですね…。その子の将来大丈夫かな…。

Thu Mar 23, 12:21:00 PM GMT-5  
Blogger Cha Cha said...

Bumpkinさん、

一般のアメリカ人は、日本人に比べると、確かに褒め上手ですよね、私も見習いたいと思うとこ多いですよ。なにせ、日本人の私は、ついつい、人に、娘の弱点についてばかり話してしまって。

でも、今回は、がんばってくれました。これから、ティーンネイジャーになって、自分に意志が強くなって、いつまで、こういうことをやりたいと思うのか?まぁ、止めるまでは、付き合ってあげますか。。。

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Busukeさん、

うーん、ウチのピアノの先生は結構、怖かった。ねちねちと、間違えについて言われた覚えがあります。でも、言われても、結構、笑い飛ばしてたとこがありますね、おかげで、私も、ピアノで飯を食うことは、もう、無いでしょう。

そうだね、親とか、先生の子供に対する姿勢というのは、大切ですね。子供の性格によっても、違うし。。。。難しいですよね。

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ねずみXさん、

えー、ねずみさんも、やってたぁ?実は、ウチの小学校にも鼓笛隊と言うのがありまして、これ、30年も前の話ですが、当時、私は太鼓組みだったのですが、かわいい女の子は、やはりトワラーでしたね。

で、技(単なる水平まわしとか、八の字ぐらいですが)を教えてもらってましたよー。そういえば、ユニフォームは、体操着。

そうそう、注意するときは、場所や状況に、気をつけたいですね。注意自体は悪いことではないですが、人前で注意するのは、やはり、やめたいですね、子供の人格にもよくないし。。。

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Yumeさん、

ステージママ、私も無理だわん。さて、Taigaくん、将来、どんな習い事するんでしょうね。うーん、楽しみ。

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フロリダの風さん、

そうだよね、衣装だけでも、何着も違うものそろえなければならないしね。ウチのような貧乏家庭には、痛い出費ですよー。

その他にも、コンペティションエントリー代とか、旅行費、普段のクラス代とか考えると、結構、かかりますよね。

私は、バトンより、普段の学校の勉強がちゃんとできなくちゃ、ダメと思うのですが。。。やはり、これを曲げても、ホームスクールまでして、勝てばよいと思う親がいるのも、事実。なんかゆがんでいるなあ。

Kristinaさんの年代は、エントリーが多い年代ですから、特に、勝つのにも大変ですよね。

4月の末にあるコンペティション、今日の練習で、行くといっていた親がいましたが、ウチは辞退させていただきました。5月にある州大会にむけて、これから、がんばりますよ。

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Bambinaさん、

うーん、子供の人格、傷つけてるよね。なんか、本当に、かわいそうになってしまったよ。

ウチのは、ステージ上がる前は技がちゃんとできるか、超緊張してたんだけど、技ができるかは気にしないで、ステージでは楽しんでおいで、と言ったら、結構、うまくいきました。

あの、親からひどいこと言われた女の子も、実は頭の隅に、失敗したらまた母親から言われる、なんて、サブリミナルな思いがあるのが、実は、うまい演技につながらない理由かな、なんて思ったりするんですよ。

Thu Mar 23, 08:55:00 PM GMT-5  
Blogger ジャパワイフ said...

お久し振りです!ジャパワイフです!!
ここのところ、学校のミッドタームで忙しい毎日を過ごしてました~。
やっと、テストが終わったところで、来週は春休みです♪

学校の授業でChild Developmentっていう授業をとっていますが、子供の成長は親の子供への接し方によって、ずいぶんと違いが出てくるようです。

当然、頭ごなしに叱ったり、無理やりやらせたりってのは意味が無いどころか逆効果って訳で、いい事なしです。

やっぱり、やらされているのと楽しんで積極的にやっているのって見てるほうからもなんとなく判りますもんね!楽しんでやっているのを見ているほうが気持ちいいし!

ChaCha さんのお嬢さん入賞おめでとうございます!ChaChaさんのお嬢さんに対する暖かい応援と、お嬢さんのがんばりの結果ですね~♪ 親子二人三脚!!

Fri Mar 24, 07:07:00 PM GMT-5  
Blogger Minako said...

驚きですよね、頑張った我が子に「Shame on you!」ですか???子供の心に傷が残ったことは確実ですね。
日本にもステージママとか子供を罵倒する親がいますが、Noと一回言っただけで子供の心に傷が一つ残るとかこちらでは言われていて、とても恐ろしくなってしまったことを思い出しました。
でもCha chaさんのお嬢さんは手作りの衣装で入賞、これが本当の姿ですよね。おめでとうございます。これからも頑張ってください。

Fri Mar 31, 03:04:00 AM GMT-5  
Blogger Cha Cha said...

ジャパワイフさん、

春休み、ハネムーン、楽しんできてねー、写真、いっぱい、とってきてー。楽しみにしてるよー。

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Minakoさん、

そうでしょ、やはり、褒めて伸ばすというのも、一つの手なのに。

確かに、私も、時々、他の子に比べると、娘の下手な点は、、、、って、なるんだけど、そういう時は、目をつぶって、考えないことにしてます。

個人差があるかなね、子供っていうのは。早咲きの子もあれば、遅咲きの子供もあるから、将来、まぁまぁの人間に仕上がれば、良しとしますか。

Fri Mar 31, 11:49:00 PM GMT-5  

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