3/30/2006

どんなに綺麗でも、侵略的?

もう3月というのに、先週は2度まで冷え込む朝もあったが、どうやら4月を目前として、やっと本格的に暖かくなってきたフロリダ。

ウチの周りには、3軒ほどのお庭に、藤の花が、見事なまでに、ただいま満開新緑の緑と淡い紫のコンビネーションは、春らしく、目を楽しませてくれる。


日本だと、藤棚とかにして綺麗に納まっているはず。しかし、アメリカでは藤の手入れの方法を知らないのか、フェンスに這っていたり、放置されて、あるがままに木のような状態になってしまっているのもある。すごいのは、藤の太いつるが、隣に生えている高い松の木に登って育ってしまい、20メートルもの高さから花が垂れている。

この写真の藤、日本や中国の品種で、フロリダに元から生息していたわけではない。実は、このように、日本からやってきた植物で、フロリダの野生に生息している植物が、もう一つある。それは、

日本では、この葛、葛湯にしたり、料理のとろみをつけるのに使われるが、アメリカでは、葛を使った食品や製品、見たことがない

もともと、1876年、日本政府が、アメリカ建国100年のお祝いに、フィラデルフィアに日本庭園をつくった際に、庭園の中の植物の一つが、葛だったらしい。 ちなみに花は、とっても綺麗で、よい匂いがするそう。


その後、1920年ごろから、フロリダでは、動物用飼料として、葛の栽培が始まったそうだが、気候が良すぎるのか、とにかく育ちすぎて、コントロールできないまでに育ってしまった。今では、すっかり野生化して、フロリダや、南部の林で生息している。

野生化といったって、とにかくその育ち方の猛威は、只者ではない。木でもなんでも、支えになるものを使って、こんな感じになってしまう。もちろん、葛に覆いかぶされてしまった木は、日光や酸素さえ遮られてしまうので、弱って枯れてしまう。

というわけで、フロリダでは、今では、葛は「フロリダの植物環境に害を及ぼす、異国の雑草」の一つと指定されている。日本語では「帰化植物」と呼ぶこういった植物を、英語では、「Invasive Plant」と呼ぶが、このように、従来の植物環境が、帰化植物によって破壊されてしまうことを考えると、Invasive(侵略的)と呼ぶのも、けっして、過激すぎではないのかもしれない。

3/25/2006

カンベンしてよ、Uncle Samさん!


今日、テレビのニュースで、アメリカの78歳の女性が、アメリカ海兵隊から、入隊のさそいの手紙をもらったという話題。それにしても、こんな老女相手に、勧誘とは、これまた、最近のアメリカの軍隊は、何を考えているのやら。。。。

リクルーター曰く、 「私どもが探しているのは、質を伴った、18歳から27歳までの女性の候補者です。けっして、量を求めているわけではありません」

そういえば、数年前、私宛に届いた一通の手紙。真っ白の封筒。

送り主は、「The United States Army」。なんと、これ、 「米国陸軍に入りませんか。」という、勧誘の手紙。

それにしても、アメリカ人のダンナ宛てではなくて、なぜに、私宛てなのだ???

当時の私といえば、既に30代半ば、学生時代から体育は大嫌い、気は弱いし、所詮、軍隊に入ったところで、ベーシックトレーニングすらクリアーできない。

あるいは、こんな私に勧誘するまで、米国の戦況は絶望的なのか???

そもそも、アメリカで軍隊に入るには、まず、アメリカ人でなければいけないのでは???

レッキとした日本人の私には、当然、米国での選挙権も、陪審員の義務も無いではないか。。。。

それにしても、いったいどこで私の個人情報を手に入れたのか???

自分の個人情報の漏洩には、特に、気を使っているほうである。当時、引越ししたばかりで、新住所をしっていた人はいない。その誰も知らない、新住所を割られたのには、不気味である。

考えられるのは、フロリダの運転免許証の住所変更からか??? 最近では、陪審員の選択には、ドライバーライセンスの情報から選ぶらしい。

ちなみに、上のポスターは第一次世界大戦中、米国陸軍が懲役に勧誘するためにつくられたもの。このUncle Samというのは、アメリカ政府の擬人化として有名。

いくら、アンクル サムから、"I want you." と誘われても、"Yes." と答えられない、日本人の私。

3/20/2006

恥を知れ?

”Shame on you!”(恥を知れ!)

観客席の後ろから飛ばされた突然の罵声にびっくりした時、フロアーからバトンのソロ演技を終えて戻ってくる、12歳ぐらいの女の子が目に入った。年の割には細い感じで、真っ赤な顔をして、息を弾ませながら、今日は調子が悪かったと、しきりに母親に謝っている

母親は、彼女の演技の出来が悪かったのは調子のせいではなく、普段の練習量が足りないからだと、まだ、大きな声で、彼女に説教をしている。

この罵声の元が、なんと、その女の子の母親だったことに気づき、少し、心が重たくなったと同時に、大勢の人の前で、子供の気持ちを気にするでもなく、長々と続ける母親の態度に、「恥をしれ」はどちらだと、怒りを覚えた。

先週の土曜日は、「ドラム メイジャーレット オブ アメリカ(DMA)」のバトントワーリング、フロリダ中央部、地区大会。ティーム演技のあと、個人演技が行われ、上記の事件はこのソロ演技の最中のことである。

なにしろ、このコンペティションに来る母親は、スゴイ。これは、ほとんどステージママみたいな意気込みがある。

観客席では、親の自慢。やれ、ウチの子には、今年は600ドルのドレスを新調したとか、コスチュームもカスタムメイドで400ドル、この娘というのか、たかが4歳ぐらいだったりする。こういうのは、まったく、鼻持ちならない。

アメリカでは、ホームスクーリングと言って、家庭で親が教師の役割を果たして、カリキュラムを教えることもできる。一日のほとんどの時間を練習に当てるために、普通の学校に行かせず、ホームスクーリングを行っている家庭もあるそう。

さらに、毎日5、6時間、練習している子供もいるようで、いったい、どこまで、親が子供の時間をコントロールできるのだろうか????ウチの娘、30分も練習すればよい方?

今回、コンペティションで一緒に話していた母親も、自分の娘をホームスクールしていて、週に2回はセントピータースバーグから、タラハッシーまで、車でバトンの特別クラスに連れていくそう。これは、往復で8時間のドライブ

ここまで、時間とお金を費やしておいて、たかが「調子がわるい」ぐらいでは、言い訳にもならないという、前述の母親の憤りが分からないでもないが、子供は、子供。遊びたいとか、テレビが見たいというのは、当たり前では無いか????

さて、今回、eBayで買った中古のドレスと靴、私の手作りのコスチュームでコンペティションに望んだウチの娘、ベストアピーリング コスチューム モデルでは2位、ミリタリースタイル マーチングは3位、ドレス モデルでは4位、ソロでは6位。

さすがに1位は、逃したが、娘と私、ともども、満足のいく結果。娘はトロフィーとメダルをもらって、ほくほく顔。

所詮、運動音痴の私からオリンピック選手が育つわけもあるまい、このあたりで良しとしておくか???

3/15/2006

イヌのおまわりさん?

そういえば、昔、よく幼稚園で歌った歌の中に、「犬のおまわりさん」というのがあった。確か、「迷子の迷子の子猫ちゃん、あなたのおうちは、どこてすか?」という感じだった。

さて、こちらは、本物の犬のおまわりさん。普通、警察犬といえば、大型のジャーマンシェパード。なんと、オハイオ州の、とある警察には、チワワの警察犬がいるそうな。3ヶ月のチワワミックスで、名前がミッヂちゃん。

あと、6ヶ月ほどしたら、ドラッグを嗅ぎ分ける警察犬として正式なトレーニングを受けるらしい。あら、ちゃんとユニフォームまで着てるの????




ダンナと初めて知り合ったころ、彼は20数年生きていたチワワを飼っていた。そのチワワも、数年前になくなり、今は、なぜか、家にいついてしまったネコがいる。


思えば、ブログ仲間には、Child of Leafさんのようにネコ好きの方や、Youkaさんのように犬好きの方や、あるいは、両方ともというフロリダの風さんとか、いろいろ。


あるいは、アメリカでは、レンタルの住居ではペットお断りのところもあるので、ペットは飼えないけど、実は、好きだとか、昔、日本で飼っていたという方もいるかもしれない。

さて、あなたは、ネコ派、イヌ派?それとも????あなたのペットは、ナンだろう?

3/10/2006

穴があったら、入りたい?






突然できた穴に、コンクリートミキサー車がはまってしまうと言う事件が、先週、隣町であった。

今回は、穴は6つも開いた。ちなみに、英語では、sinkhole(シンクホール)と呼ぶ。さて、ちょっと、科学のお勉強。

フロリダは、もともと、海のなかに、砂石や粘土、石灰石のかけらが蓄積してできた半島。地層の中には、帯水層と呼ばれる、水の貯まった層さえ、ある。

そういったところに、井戸を掘って、水をくみ上げる。ウチも、家庭で使用する水は、井戸水。

そのほかにも、このあたりには、商業用に石灰や砂を掘る業者がいるので、当然ながら、地下水はどんどん減るわけだ。

水が減ってしまった後の帯水層の壁は、当然、弱くなり、陥没してしまう。こうして、できたのが、シンクホール。さて、お勉強は、このくらいにして。。。。

タダでさえ、フロリダは、近年の相次ぐハリケーンで、家屋の保険料はウナギのぼり。その上、シンクホールで有名な地区に住んでしまうと、家屋の保険は当然、高くなる。

仕舞いには、保障しきれないからと、キャンセルする保険会社まで相次いでいるらしい。

シンクホールの予兆というのは、どうも、壁にヒビが入り安いとか、ドアや窓が閉まりにくいとか、そういえば、まっすぐに立っていた木やフェンスが傾いてきたとかあるらしいが、気がついたころには、すでに遅し。

シンクホールなんかで有名になってしまうと、まず、自分の家を売りたくても、買う人がいない。そのまま、住み続けるしかないようだ。こういうことでは、有名になりたくない。

今日あたりから、役所の人が、石灰と砂とで、この穴を埋めるそう。

それにしても、この先、いつどこに、こういった穴が急に開くのか???開いたときに、上を通っている車の運転手だけには、なりたくないと思う私。。。。

3/05/2006

ここまでくると、中毒者?

アメリカ、日本に限らず、最近では、どこに行っても、携帯電話で話している人が多い。

たとえば、近くに住む、娘と同級生の女の子の母親、いつも、携帯電話で話している。

道で車ですれ違っても、町のWalmartで出会っても、はては、学校の保護者の集会でも、当然、こちらが挨拶しても、うわの空。挨拶なんて返してくれない。

とにかく、会うたびに、携帯電話が耳の一部になっているという感じ。

この間、アメリカのニュースでやっていたが、最近では、携帯電話の中毒になっている人までいるらしい。なんでも、中毒者の中には、かかってきた電話をすべて応答しなければならないと思っている人までいる。

たとえば、電話がかかってきた時、それをとれないと、とても、不安になるそうだ。これは、いかにも、精神病的

そういえば、銀行強盗中にケータイ電話で会話を続ける犯人のことが、去年、アメリカでニュースになっていたっけ。下にあるのが、サーベイランス写真に残された、強盗のお仕事中の犯人。ちょっと、見えにくいが、確かに、耳には、ケータイ電話。


行員に銀行強盗の旨の紙を見せて金を要求しながら、自分はそのまま、ケータイで話し続けるというのだから、これには、笑える。しかも、彼女、4件の銀行強盗に成功し、このうち3件は、強盗中にケータイ電話を使用していたそうだ。しかし、こういう重要な時くらい、電話は控えるべきではないか?

それにしても、いったい、強盗中、誰と話していたのか????何を話していたのか????

この間の、バンドエイドの強盗といい、こういうふざけた銀行強盗がいるのは、アメリカだけだろうか???

私はどちらかというと、コンピューター中毒なので、携帯電話は一月、400分の通話プランだが、毎月、100分も使えばよいほう。さて、あなたは、ケータイ電話中毒者の一人???